スタッフが選んだ今月のおすすめ本です。
今月のテーマは「おともだちのおはなし」です。
お手に取って読んでみてください♪
『たかこ』
清水 真裕/文 青山 友美/え 童心社
ぼくのクラスにやってきたてんこうせいの「たかこ」はちょっとかわった女の子。
きものをきていて、文字を書くのにすみをすってふでをつかう。
みんなとちがう「たかこ」をよく思わない子も。
ある日、みんなで出かけたえんそくで、かみなりとひょうにあってしまい…。
『ともだちや』
内田 麟太郎/さく 降矢 なな/え 偕成社
キツネはともだちやさんをはじめることにしました。
1時間100円、おかねをもらってともだちになってあげます。
オオカミに声をかけられたきつねは、いっしょにトランプをします。
そのあと、きつねがおかねをもらおうとすると、オオカミは思わぬことを言います。
『きみはほんとうにステキだね』
宮西 達也/さく、え ポプラ社
おおむかし、あばれんぼうで いじわるで ずるくて じぶんかってなきょうりゅうがいました。
あるひ、ほかのきょうりゅうをいじめていると、うみにおちてしまいます。
およげないきょうりゅうはしずんでいき、このまましんでしまうとおもったそのとき、
べつのきょうりゅうにたすけられます。
『キンギョのてんこうせい』
阿部 夏丸/さく 村上 康成/え 講談社
ドジョウのドジオは、おなじいけにすむほかのさかなたちとともだちになりたいと思っていました。
しかし、どろだらけでじっとできないドジオにはともだちができませんでした。
ある日、いけにバケツの水とともにキンギョがおちてきて…。
『わらうきいろオニ』
梨屋 アリエ/さく こがしわ かおり/え 講談社
山おくにすんでいるきいろいオニは、ひとりぼっちでした。
そこで、にんげんのすむ町へ行きました。こどもたちとともだちになろうとしますが、
「きいろいオニなんて、ヘンなの。」といわれてかなしくなります。
それでもきらわれないために、どろだらけになってお手玉をしたりとむりをしてしまいます。